生活習慣病(ガン 心臓病 脳卒中)予防の機能性素材(健康食品)のクリエイトフューチャーズ

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2009年04月25日(土)

医学豆知識 大腸憩室炎 クリエイトフューチャー

 大腸憩室炎という症状の人に出会う。どんな病気かと思い一緒に勉強したい。現代病で最近急増しているという。大腸が外に出張って室を作るという。
要点だけイラストでみる憩室(けいしつ)は大腸の壁の一部がそとへ袋状に飛び出しているものです。ふつうは無症状で大腸検査で偶然発見されることも多く、原則として無症状の人は治療の必要はありません。

しかし、便がつまったりして炎症を起こすと(大腸憩室炎)腹痛や発熱、下血をきたします。ごくまれに急に大出血しショック状態になります。

原因
憩室には先天的なものと後天的なものがあり、ほとんどは後天性です。便秘が続くと腸の筋肉が厚くなって腸内部の圧が上がります。血管が腸の壁を貫く場所は筋肉がなく弱いので、粘膜が反転脱出します。食事の欧米化(食事内の繊維成分の減少)が一つの原因で、最近増えている病気です。

症状
憩室は上行結腸とS状結腸が好発部位です。上行結腸は右腹部、S状結腸は左下腹部が痛みます。「急に下腹部が痛くなり、下痢がはじまった。最初は周期的に下腹部がしぼるだけだったが、時間がたつと熱が出てふるえ、赤黒い便が出るようになった。」というのが典型例です。

炎症が軽いときは、腹部が軽く周期的に痛み、下痢や便秘をします。炎症が進むと、腹痛に加えて発熱や血便がでます。ときに憩室内の動脈が破れて大出血することがあります。

さらに炎症がひどくなると、憩室に穴があき腹膜炎や結腸周囲炎をおこします。S状結腸では特に穴が空きやすく、血圧が下がり重症化しやすくなります。

クリエイトフューチャーズ常陸太田代理店

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